この記事ではCocoonのサイトキーカラーで変わる場所と変更が適用されるCSSクラスを紹介します。各所を変更できるCSSのセレクタを把握しておきましょう。Webサイトのデザインや独自カスタマイズに活用できます。
Cocoonはコーディングの知識なしでカスタマイズできるように作られたWordPressの無料テーマです。
無料テーマとは思えないほど高いカスタマイズ性をもっています。初心者でもデザインを自由に変更可能な自由度の高いテーマです。初心者でも扱いやすく多機能なので導入して困ることはありません。
この記事では、Cocoonテーマを初心者におすすめする理由とCocoonのデザイン(どんなテーマなのか)について紹介します。
Cocoonを初心者におすすめする理由は、デザインが豊富でカスタマイズの難易度が低いからです。
Cocoonはどんなデザインのテーマ?
テーマの見た目は一番気になるポイントです。最初にCocoonのデザインを紹介します。
Cocoonのデフォルトデザインはとてもシンプルですが、スキンを適用することによって様々な見た目に変更することができます。
スキンとはデザインデータのことです。Cocoonの見た目を簡単に変更できます。
スキンを利用すると大幅にデザインが変わるので初心者におすすめです。
Cocoonではスキンだけでなくキーカラー変更でも見た目をカスタマイズできます。
キーカラーを指定すると「設定した色」を元にサイト全体の色合いが自動的に調整されます。色を変えるだけで見た目が大幅に変わるので、手軽に調整したい人におすすめです。
色だけでなく、ヘッダーデザイン・フッターデザイン・記事一覧のレイアウト・カラム数も設定画面から簡単に変更できます。
Cocoonテーマを初心者におすすめする6つの理由
Cocoonを初心者におすすめする理由は、デザインが豊富でカスタマイズの難易度が低いからです。
ブログ初心者にとって「コーディングなしでカスタマイズ可能」なことは何よりも重要です。無料のWordPressテーマであることもおすすめする理由の一つになっています。
Cocoonテーマを初心者におすすめする理由は次の通りです。
- フォーラムがある
- テーマスキンや配色の変更が簡単
- 手軽にカスタマイズできる・コーディングの知識は必要なし
- 必須プラグインはほとんどない
- 必要な機能がそろっている(アクセス集計・吹き出しなど)
- ブロックエディタに対応している
フォーラムがある
Cocoonにはフォーラムがあります。
これは他の無料テーマとの大きな差別点です。
フォーラムに登録するとフォーラム経由でのアクセスが増えるかもしれません。困ったときの助けにもなるのでぜひフォーラムを利用してください。
ブログ初心者にとってフォーラムの存在はとても大切です。
テーマスキンや配色の変更が簡単
Cocoonには100種類以上のスキンがあります。
スキンはCocoon設定で手軽に変更できます。画像アイコンにカーソルを合わせるとスキンのイメージ画像が表示されるので選ぶ際は参考にしてください。
スキン以外でもサイトキーカラーを変更する方法があります。
サイトキーカラーはサイトの特定箇所の色を変更する設定です。サイト全体のイメージカラーを変更します。
オレンジ色に設定すると次のようになります。
手軽にカスタマイズできる・コーディングの知識は必要なし
Cocoonはコーディングの知識が無い初心者でも簡単にカスタマイズ可能です。テキストエディタでファイルを開きコードを書き込む必要はありません。
Cocoonには多彩な設定項目が用意されています。
Cocoonは各種設定の変更がとても楽です。
編集画面は項目ごとにタブ分けされており、細かな変更もUI操作だけで行えます。
例えば、ヘッダーのデザインを変更したければCocoon設定 > ヘッダータブを選びヘッダーレイアウトから好きなレイアウトを選択するだけでいいのです。
プレビューもその場で確認できます。
一般的にWordPressのカスタマイズはテキストエディタでテーマ内ファイルを開きコードを編集します。これは初心者には難しいです。Cocoonの管理画面で設定すればどういった内容の変更か分かるうえ、もし変更が気に入らなくても設定を戻せばいいのです。エラーが起こる心配はありません。
Cocoonのカスタマイズはヘッダーやフッターなどの各パーツごとにいくつかのテンプレートがあり、それらを組み合わせてサイトをデザインしていくスタイルです。どれもスタンダードでシンプルかつ見やすいスタイルで万人受けしやすく、初心者にもおすすめできるテーマになっています。
Cocoonは初心者にもWordPressに慣れた人にも使いやすい設定画面を持ったテーマと言えます。
必須プラグインはほとんどない
Cocoonは非常に高機能なWordPressテーマです。
SEO・アクセス集計機能・吹き出しなど、よく使われる機能がデフォルトで備わっています。
そのため、必須プラグインは限られています。必要なのはXMLサイトマップとお問い合わせ(必要であれば)くらいです。
Cocoonに必要なプラグイン
- XLM Sitemaps
- Contact Form 7(お問い合わせフォーム必要な場合)
XMLサイトマップはサイト構造を検索エンジンに伝えてクロールの効率を向上させます。この記事ではXML Sitemaps(Google XML Sitemaps )の使い方と検索エンジンにサイトマップを自動送信する方法を紹介します。
All in One SEO PackやYoast SEOは必要ありません。重複するので絶対に入れないようにしてください。
SEO機能に関して、初心者の人はよく分からないかもしれません。
しかし、特に心配はいりません。SEO上必要なメタタグは自動的に出力されます。
- タイトルタグ
- メタディスクリプション
- canonicalタグ
- OGP
もし分からなければあまり気にする必要はありません。CocoonにはSEO機能が備わっていると覚えておけばOKです。
必要な機能がそろっている(アクセス集計・吹き出しなど)
Cocoonには「ブログを書く上で必要な機能」はすべて揃っています。
- 吹き出し
- テンプレート登録
- アフィリエイトタグ登録
- アクセス集計
- 高速化
- バックアップ
- キャシュ削除
下記必要項目は始めから設定されています。細かな設定が不要でブログ初心者におすすめできます。
- 関連ページや関連タグの表示
- SNSボタンの表示
吹き出し
ブログでよく目にする吹き出し機能です。雛形を登録して編集画面で呼び出して使用します。
アクセス集計
Cocoonには独自のアクセス集計機能があります。これは人気記事や管理画面でアクセス数を表示するために使われます。
アクセス集計はサーバー負荷がかなり高いです。サイトが重くなっては意味がないので利用する場合は注意してください。
Cocoonはブロックエディタに対応している
ブロックエディタは記事編集機能のことです。
Cocoonはブロックエディタに対応しています。
WordPressの新しいビジュアルエディタで、WordPress5.0からクラシックエディタに代わり正式に導入されました。(クラシックエディタはプラグインによりサポートされています)
ブロックエディタに対応しているかどうかは有料テーマ無料テーマ問わず重要なことです。
ブロックエディタは一昔前の評判とは裏腹に、現在では当たり前のように使われています。
WordPressがアップデートを重ねてブロックエディタもかなり改善されました。
もはやブロックエディタが主流なのです。
新規の人は大抵ブロックエディタを使用します。今からクラシックエディタを使うのは全くおすすめできません。
今後ブロックエディタの使用率はさらに上がっていくでしょう。Cocoonはブロックエディタに対応しているのでその点は全く問題ありません。
Cocoonテーマまとめ
Cocoonテーマを初心者におすすめする理由を紹介しました。
- フォーラムがある
- テーマスキンや配色の変更が簡単
- 手軽にカスタマイズできる・コーディングの知識は必要なし
- 必須プラグインはほとんどない
- 必要な機能がそろっている(アクセス集計・吹き出しなど)
- ブロックエディタに対応している
個人的にCocoonは無料とは思えない素晴らしいWordPressテーマだと思います。
無料かつ初心者でもカスタマイズ可能なWordPressテーマは限られています。
アップデートも早く安定感があります。初心者におすすめのWordPressテーマを探している人はぜひCocoonを選んでみてください。
Cocoonテーマ以外ではLuxeritas(ルクセリタス)も初心者向けでおすすめです。
Luxeritas(ルクセリタス)は、無料で使える多機能で高速なWordPressテーマです。カスタマイズが簡単で初心者でも扱いやすくなっています。この記事ではLuxeritasがどんなテーマかについて特徴とデザインを紹介します。